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近刊情報センター構想の意義と現状報告

新しい方向性を示す新刊情報センターにEDIを用いて支援

20年にわたり出版社・取次・書店といろいろシステムを作ることを通じて、業界ごとにいっしょに考え、システムの立場で出版業界に対し考えることが多々ありました。
そのなかで、近刊情報センター構想は、業界活性化に向けてよい企画だと考えています。
近刊情報センターの設立によって、出版社は本来の出版社に、書店は小売であり、本来の小売になり得る切り口になる要素を持っています。
そこでは、メーカーとしての、小売りとしてのマーケティングが必要になます。
機能が発揮されれば、返品率、仕入ができるできないなど大きく解決できる要素があるのではなでしょうか。
JPOの近刊情報センターは新しい方向性を示していると思います。
今回の構想に対して、システム屋である私たちはEDIを用いて支援する立場にあると思っています。
近刊情報センターへは多くの出版社が参加してもらうこと大事であり、そのためには情報をあげることがスタート、取次・書店がこれから出る本の情報を取り込んで、予約活動をしていくかがポイントになります。
私たちは、出版社・取次・書店を繋げる近刊情報を使った予約サイトを立ち上げます。
取次・書店側が近刊情報を取り込める機能をもったサイトを提供し、書店側から取次・出版社に対して予約ができる機能をサイトに付加して、出版社側は予約情報を受け取れる機能を備えています。
受発注だけの機能ではなく、近刊情報によって事前の反応が出版社にもわかる、書店も他店での予約状況がわかることで、予約を判断できる情報を3者の間で共有できるようにしていきたいと思います。
また、一般読者に対して、近刊情報を告知し予約を受け付けられる端末を設置できるよう「PiT SPOT」を製作、書店に提供していきます。
そのうえで、電子書籍時代にあたり、電子書籍を書店でどのように販売していけばいいのか勉強させていただき、将来、「PiT SPOT」を電子書籍を購入できる端末にし、書店に行けば電子書籍・紙の書籍に関わらず購入できるように発展させていきたいと願っております。

株式会社光和コンピューター
柴崎 和博

(参考)新刊情報について

第23回光和コンピューター出版セミナー(文化通信bBB 掲載記事

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