弊社 廉価版POSシステム発売(文化通信ニュース掲載)
2016.03.24
光和コンピューター、廉価版POSシステム発売へ
光和コンピューターは書店向けに廉価なPOSシステム「KPOSmini」を発売する。システム化が進んでいない書店への導入を目指し、一般的なPOSシステムの半額程度の費用負担で提供する。5月の連休明けのリリースを予定している。
カスタマーディスプレイ付の業務用のウインドウズタブレット=写真=に、レシートプリンタ、定置式バーコードスキャナ、キャッシュドロアを組み合わせ、パソコン用の書店分析・発注システム「Book Answer(ブックアンサー)Lite」と合わせて5年間で税別98万円の価格で提供する。
同社の調べでは、通常の書店POSシステムは、POSレジ1台単体の導入で100万円程度、システム込みで230~240万円の費用がかかるため、5年リースで月額2万円を切る「KPOSmini」は業界最安値だとみている。
同社が提供するPOSシステム「WebSTAR(ウェブスター)」は、現在約400書店が導入している。
「KPOSmini」の提供について同社・多田元晴取締役は「書店の経営環境が厳しい中で、まだ取次とのEDIなどが進んでいない単独店などにメリットを感じていただけるのではないか」と説明。初年度で500台の導入を目指す。
業務用のタブレットを利用するため、耐久性は保証される。保守はオプションになるが、代替品と交換するセンドバック保守契約も用意する。また、8~23時対応の同社コールセンターも利用できる。
本体は縦23cm、横29.5cm、高さ13cm。画面サイズ正面16cm×25.5cm、背面(カスタマーディスプレイ)6.5cm×11cm。