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加速する出版流通システム 日本能率協会マネジメントセンター

日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)はこのほど、出版事業で光和コンピューターの「出版ERPシステム」導入した。それまで利用してきたビジネスアプリケーション「SAP」とも連携して、各種業務の効率化などを実現しているという。

「取次」知っているシステム会社に このため、2014年頃に「少なくとも出版事業は『取次』を知っているシステム会社に変更したいと考えました」と日置主査は述べる。

新システムを導入するのに当たっては、出版システムを手掛ける複数のメーカーを調べ、最終的には光和コンピューターともう1社の2社に絞り込んだ。
光和コンピューターを選んだのは、他の出版社でSAPと連携した経験があったため。新たに導入する出版システムは、集計データをSAPの会計システムと連携する必要があったからだ。
導入したシステムは、取次・直販の販売管理や在庫管理を行う「出版販売管理システム(書籍)」と「原価管理システム」。販売管理システムは昨年5月、「原価管理システム」は同10月に稼働した。さらに今年7月には「印税管理システム」も稼働する。

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