2021年度新卒者向けインターンシップ開催中!
2019年で第30期の節目の年を迎えた私ども光和コンピューターは、出版・書店業界に特化したITソリューションの提供を専門に取り組んでまいりました。現在、出版社では大手・準大手から中堅、小規模出版社まで、多彩な形態の約300社にITを提供しています。軸となるのは自社独自開発のパッケージソフトおよび自社クラウドサービス。中でも業界トップクラスのシェアを誇る「出版ERP」は、出版社独特の商習慣にきめ細かく対応した統合基幹系システムとして支持を集めています。
一方、書店においてはナショナルチェーンから地域一番店まで約1,000店に、書店向けトータルシステム「Book Answer」などを提供。POSレジのデータを元に、販売、在庫管理、発注・納品・返品処理、棚卸管理などをクラウド上で行うことができます。さらには本の在庫を預ける委託倉庫のシステムや中小の取次のシステムなども提供。版元、倉庫、取次、書店――まさに出版業界全体を網羅するITを手掛けるに至っています。
社是に「社会の公器」の1語を入れているとおり、当社は出版業を支える仕事を通じて社会の役に立つ存在であることを目指しています。近年、出版業界は激変期に入りましたが、私どもがインフラと呼ぶべきITを構築していくことで、新時代に対応できるように業界を支えていく考えです。一例としては、1,000店の書店のPOSデータなどを出版社側の本づくりに生かすことも可能でしょう。その足掛かりとして、近刊情報マルチ登録サイト「K-PRO」、書店在庫補充支援サイト「たなづくり」という新サービスを開始しました。
出版社は今なお、ITを活用した原価管理やマーケティングなどに弱い面があります。また、書店も”待ちの商売”から、地域の文化拠点、街のホットスペースとして生まれ変わっていかねばなりません。その中ではITの力がますます重要になることから、私どもの活躍の場は今後も広がっていくと予想しています。
これから入社する若い力には大いに期待をしています。当社ではIT未経験者も数多く活躍しており、文系出身者が社員の7割を占めています。社内の教育プログラムでしっかりと育て上げますから、不安を感じる必要はありません。出版業界が好きで、この世界の未来を支えていきたいとの意志を持つ人材ならば、活躍の場は大きく広がっていくはずです。
<代表取締役・寺川 光男>
【事業内容】
- 出版業界(出版社、書店、取次)向け業務システムの提供
・業務統合型(ERP)のパッケージシステムの制作・販売
・システムの保守、運用支援 - 書店からの注文データ処理
- 書店システムのASPサービス
- 書店向け店頭検索端末の製造、販売
- Webソリューションの提供
- Webによる経費精算、経理業務支援システムの提供
・提供システムの保守、運用支援 - CD店向け試聴機の製造、販売、音楽配信
- ネットワークシステムの施設、工事